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ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドロームのイメージ画像

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)、通称ロコモとは、主に加齢による筋量の低下(サルコペニア)や、変形性関節症、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、骨折などが原因となり運動器の機能が衰え、要介護や寝たきり状態になっていること、もしくはそのリスクが高い状態にあることです。

運動器の機能の衰えとは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、もしくはそれら複数に障害が起こり、「立つ」、「歩く」といった機能が低下している状態のことを言い、進行すると次第に日常生活にも影響を及ぼすようになります。早い方であれば50代からロコモの可能性が疑われるようになります。

原因

ロコモになる主な原因は「不適切な生活習慣」「加齢老化」「運動の過不足」の3つあるとされていますが、これらを解決する策として最も有効なのが運動療法です。
運動には三要素である、支える力、曲がる衝撃を吸収する力、動かす力があり、これらが鍛えられると、ロコモの状態になりやすいとされる、骨折、骨粗しょう症、変形性関節症、脊椎疾患の予防や治療になるほか、筋力や運動能力も維持できるようになります。

なおロコモは、「メタボリックシンドローム」や「認知症」と並んで、「健康寿命の短縮」、「寝たきりや要介護状態」の3大要因のひとつになっています。

診断

最近、運動器が衰えたと感じる、バランス機能が低下しているのかつまずきやすいなど、自らがロコモかどうか心配という方は、日本整形外科学会公認のロコモティブシンドローム予防啓発公式サイトにある「ロコチェック」にて、そのような状態にあるかどうかご確認ください。

以下の、7つのロコチェックをしてみましょう。
1つでも当てはまればロコモの心配がありますので、お気軽にご相談ください。

  1. 片脚立ちで靴下がはけない
  2. 家の中でつまずいたり、すべったりする
  3. 階段を上がるのに手すりが必要である
  4. 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用や布団の上げ下ろしなど)
  5. 2kg程度(2ℓのペットボトル飲料)の買い物をして持ち帰るのが困難である
  6. 15分くらい続けて歩くことができない
  7. 横断歩道を青信号で渡り切れない

当クリニックでは、ロコモの正確な診断ができ、予防や治療を積極的に行っています。